【日本酒】「Faucon(フォコン)純米大吟醸47」感想と乾杯レシピ(ペアリング)を紹介 

日本酒

こんにちは、じょんです。

本日は、【Faucon(フォコン)純米大吟醸47】の感想と、お酒の風味と味をもとに、どんな料理と合うのかペアリングを考えましたので、紹介いたします。

自分に合う日本酒ってどれかな。

この日本酒はどんなお酒なの?味は辛口なの、甘口なの

どんなおつまみや料理がこのお酒に合うのかな。

この記事は、飲んだ感想、商品情報、乾杯レシピとしてペアリング食材の紹介記事です。
上記のようなお悩みに対して参考となる情報ですので、ご覧いただけると幸いです。

【Faucon純米大吟醸47】ってどんなお酒?

150年の歴史を持つ浜田株式会社が蔵元。
★純米大吟醸47は、2019年7月から販売を開始した「Faucon(フォコン)」シリーズの1つ。
山形県産の出羽燦々(でわさんさん)と山形県の水で醸した洗練された味わいの日本酒。
出羽燦々を47%まで磨いて醸した純米大吟醸酒です。

「Faucon」名前の由来:フランス語で「鷹」を意味し、米沢藩主・上杉鷹山の名前から取られたもの。

商品概要

「Faucon純米大吟醸47 出羽燦々 生貯」

蔵元浜田株式会社 山形県米沢市
種類日本酒 純米大吟醸酒
原材料米(山形県産)、米麹(山形県産)
使用品種出羽燦々(でわさんさん)
精米歩合47%
アルコール度数15度
日本酒度-4
酸度1.6
内容量750ml
図:浜田株式会社ホームページ、商品ラベルと商品カードより作成

使用品種は、11年の歳月をかけ誕生した元祖山形オリジナル酒米「出羽燦々」。
寒暖差の激しい米沢盆地で育った「出羽燦々」は優しい甘みからソフトで柔らかな印象が広がるお米。「出羽燦々」を使用した【Faucon純米大吟醸47】は、柔らかく幅のある味わいと穏やかな香りの純米大吟醸酒です。

恥ずかしながら、私は「出羽燦々」のお酒はあまり飲んだことがありませんでした。

皆さんはご存じでしたか。
「山田錦」や「五百万石」はよく見かけるのではないでしょうか。

ラベル

★ラベルにヴィンテージを記載しているのが特徴。
ワインのようなデザインですよね。
★「Faucon」の名前であるカッコいい「鷹」が描かれています。
裏面には上杉鷹山の名言が書かれています。
「なせば成る なさねば成らぬ 何事も 成らぬは人の なさぬなりけり」

ちなみに蔵元の浜田株式会社さんはワイン造りもしている蔵元さんですよ。

飲んだ感想

  • 香り:フルーティーな香り(桃や蜂蜜のような濃厚な甘い香り
  • 味わい:甘みは強いが甘ったるさはなく、雑味のない滑らかな旨味が感じられます。
  • 後味:少し酸味が感じられるスッキリとした後味

★ 一口飲むと、疲れた体に染み渡るような甘み、そしてコクと旨味が口いっぱいに広がり、ゆっくりと味が消えていきます。

日本酒度が-4ってことは甘口のお酒?

辛口が好きだから合わないかな。

確かに日本酒度-4を見ると甘口のお酒です。
しかし酸度は1.6とすっきりとした後味のため、甘口のお酒でもキレが感じられます。
日本酒度と酸度のバランスを見ると、辛口が好きな方でも意外と口に合うお酒だと思いますよ。
日本酒が苦手な方、スッキリ、キレのあるお酒が好みの方は、一度試してみる価値はあります。

飲み方

冷酒や常温(冷や)
個人的には冷蔵庫で冷やした方が酸味・日本酒のスッキリ感を味わえると思います。

乾杯レシピ(ペアリング)

【Faucon純米大吟醸47】はフルーティーな香りの甘口・キレがある日本酒。
日本酒の甘みをより楽しめるメニューとして、

  • 食材そのものを味わえる刺身
  • てんぷら
  • 味の濃い煮つけ・煮物

などの和食とのペアリングがおすすめ。

今回は、「塩っ気」「大豆の甘みとコク」に着目して

  • 新潟の名物「栃尾の油あげ」(ネギ味噌)
  • 塩水ウニ(北海道利尻産)
  • 生ガキ(北海道、岩手、兵庫)

とペアリングしました。
旅行ができない今、「食で地域の皆さんに貢献したい」との想いから選びました。

新潟の名物「栃尾の油あげ」(ネギ味噌)

栃尾の油あげは、油揚げに挟んだネギ味噌がポイント。
味噌の甘みやコクと日本酒の相性は最高です。
そしてネギの風味と香りが口の中をサッパリさせてくれます。

乾杯レシピ

材料:栃尾の油揚げ、●小ネギ、●味噌、●みりん

レシピ:
・●の材料を混ぜる。
・栃尾の油揚げを横から切り込みを入れて、中に●を入れてオーブントースターで表面がカリッとするまで焼く。

こんな感じにネギ味噌を中に入れて作りました。

塩水ウニ(北海道利尻産)

8月中旬までしか取れない利尻産のエゾバフンウニ。
臭みはなく、濃厚なウニの甘みが楽しめます。
海水のミネラル、塩っ気がいいアクセントとなり、日本酒の甘みを引き出すと同時に、ウニの甘みもより楽しめます。

北海道の村上商店さんのウニ

生ガキ(北海道、岩手、兵庫)

クリーミーなカキのミルク部分と日本酒を合わせると、ホッと幸せな気持ちになります。
ウニ同様、海水の塩っ気とミルク部分の甘みが日本酒と相性が良いです。

上:岩手県産 中:兵庫県産 下:北海道産

まとめ

今回は、【Faucon純米大吟醸47】を飲んだ味の感想とペアリング食材として乾杯レシピを紹介しました。

Faucon純米大吟醸47って「甘口で後味スッキリ」した日本酒なんだな。

など、「Faucon純米大吟醸47って○○な日本酒」と○○の部分が思い浮かんでくださると嬉しいです。
こちらの情報が少しでも参考になれば幸いです。
ご覧いただきありがとうございます。

おまけ

日本酒の雑学

日本酒度とは?

日本酒度:日本酒の甘さや辛さを示す指標。日本酒度は水との比重でみるもの。

お酒の中にどれくらい糖分が入っているかを示しています。

日本酒度が「-(マイナス)」の数値が高いほど甘口「+(プラス)」の数値が高いほど辛口を指します。

なんで糖分が多い甘口なのでマイナスなの?

ブドウ糖は水より質量が大きいのが特徴。
糖分などを多く含んだ日本酒は水よりも重いため、水基準で考えるとマイナス。反対に、糖分が少ない日本酒は水より軽いため、プラスになります

日本酒の酸度とは?

酸度:日本酒に含まれる酸の量を表したもの。

味わい、甘さ、辛さに関係する日本酒の味わいを数値化したもの。

酸度が高いと酸っぱい日本酒とイメージする人もいるかもしれません。
日本酒における酸の役割はお酒のキレを表現します。
酸度が高ければ辛口に感じ、逆に酸度が低いと甘口に感じます。

日本酒のキレとは?

日本酒の「キレ」とは「酒を飲み込んだ後に、その味わいが消えていく様子」

免責事項: 味の感じ方は個人差があります。あくまでも私個人の感じ方である点はご了承ください。
日本酒の情報は、製造元の浜田株式会社ホームページと商品のラベル等を参考に作成しております(2021年7月22日時点)。

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